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中国コラム

昔から続く児童誘拐、こどもが危ない!

朝日新聞の記事に「 児童誘拐が、多発する国 」の見出しが気になった。

私が五年前北京に行ったとき中国の友人から聞いた話だが、隣の友人の5歳の男の子が遊びから家に帰らず、突然消息を絶ったそうだ。
警察に捜索願を出して探しており、友人たちも皆で近隣を探しているが見つからず、自分の子を思うと他人事とは思えないと友人は語っていた。


中国は一人っ子政策で両親には待望の男の子が出来たので、子供の将来を期待してあれやこれや大事に育てていたのに、突然期待の息子が消えてしまい、母親は悲観に明け暮れやせこけて泣き暮らしていると言っていたのを思い出す。


雲南省昆明や福建省アモイ、吉林省長春でも、それぞれの中国の友人から児童誘拐が多い話を聞いた覚えがある。
友人の一人が、児童誘拐のひとつの原因は「 一人っ子政策 」が生んだ暗い問題だと言っていた。農村では労働力の確保や、子供に恵まれない人が老後の面倒に男児を欲しがるようなのだ。特に、奥地の貧困の地帯から誘拐され、沿海部の比較的裕福な農家に売り渡す事件が多発しているそうだ。


また、この新聞には原因のひとつとして、 都市化や経済発展の暗部ともいえる裏社会が拡大 している。
その裏社会で誘拐ビジネスが組織化され、物乞いや、強盗、売春などを強制している疑いが強い。
最近では、都会に暮らす出稼ぎ労働者の家庭から誘拐するケースが急増しているそうだ。
その両親は夜遅くまで働いているが、保育施設に通わせる費用がなく、監視の目が行き届きにくいからだ、と書いてある。
また福建省ではこの夏82人の児童が誘拐され、シンガポールへ送られる事件が摘発されたようである。


中国何処の都市に行っても見かける風景は、深夜繁華街で子供がとても母親とは思えない大人にせかせられ、我々日本人前に10元、10元とコップや空き缶を差し出す。
一人に10元を上げたものなら、数人の子供にまとわれ着かれ困ったことがある。
中国の友人によれば、あれは物乞いビジネスで、最近上海の新聞でも問題視しされたが、その元締めは外国産高級車を乗りまわしているそうだ。


また先日の新聞によると、上海情報として「 ネット競売に赤ちゃん出品 」「 男児2.8万元、女児1.3万元 」と載っていた。
実際に赤ちゃんが用意されていたかは別として、そのサイトに50件ものアクセスも有った様で、翌日サイト側が削除したようだ。
中国では幼い子供の誘拐が多発しており、地元警察は人身売買の疑いがあると見て捜査に乗り出したようである。


このように中国では大きな社会問題として取り上げている。
色々な中国の情報を今後も書いていきます。それでは・・・・・「再見」

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