中国コラム
中国情報・中国の好景気は止まらない!
中国の好景気は止まらない。しかし国民の所得格差は広がる一方!
朝日新聞によると、中国政府が‘06年からの5カ年計画経済成長率目標を、年平均7.5%前後とする方針を決めたそうだ。
‘01年〜‘05年は当初決めた7.0%の目標を大きく超えて、実質8.8%の経済成長を遂げたという。
‘04のGDPは確か記憶で9.5%くらいのはずだった。
外貨準備高も7,690億ドルに増加し、日本の8,435億ドルを年内には抜いて、 外貨準備高は世界一 になるだろうと予測していると言う。
全く中国の景気を見ていると留まる所を知らず好景気だ。
しかし、私が少し気になり始めたことは、最近上海の高速道路から街中を見まわすと、2・3年前ほど前の上海中に立っていた 建設用大型クレーンの数がかなり少なくなった 様に見えたことだ。バブル抑制の不動産投資に対する政府の金融引き締め策もあるようだが、気になるところである。
そして、最近上海在住の日本人の友人が大変気にしていたが、国民の所得格差があまりにも大きく開き、 人の営みにはっきりその差が見えるようだ。
街中はスリや泥棒の犯罪が横行しているという。
例えば、その上海在住の友人はこの前、犬の散歩ついでに夕ご飯の食材を買いに行った時、店先に犬をつなぎ数分の間店に入ったそうだ。その時、買った ばかりの犬の餌が重かったので「犬の餌なら大丈夫だろう」と、犬をつないだ紐に結び付けておいたら、買い物をしていた間に盗られたとのこと。
それからこんな話もしていた。
友人は左側、奥さんが右側で、二人仲良く手をつないで買い物に出かけたそうだ。繁華街を歩いている時、奥さんはズボンの右のポケットに誰かの手が入ってき た事に気がついた。はじめは旦那さんの手が入ってきたのかな?と思ったようだが、しかし様子がおかしいことに気がつき、隣を見ると別な男が慌ててズボンの ポケットから手を抜いたそうだ。つまり、スリである。幸い、ズボンのポケットが深かったのでお金の被害はなかったそうだが、油断も隙も無いと嘆いていた。
この新聞にも書いてあるが、農民の低所得問題、出稼ぎ労働者対策、環境・省エネ問題等を軽視していると、問題のさなかにいる 国民の不満が噴出し後手にまわると政府も大変なことになる だろう。
既に新聞やテレビ報道によると、頻繁に中国の各地でデモや暴動が起きているようだ。